お知らせ
東光鉄工と関ヶ原製作所 洋上風力発電に向け「国産ダビットクレーン」共同開発
2022-12-08
カテゴリ:お知らせ,ニュースリリース
プレスリリース
東光鉄工株式会社
株式会社関ケ原製作所
東光鉄工と関ヶ原製作所 洋上風力発電に向けた「国産ダビットクレーン」を共同で開発
- 風車機の運用および維持管理において重要な役割を担う「ダビットクレーン」を秋田で生産 -
東光鉄工株式会社(本社所在地:秋田県大館市、代表取締役社長:菅原訪順、以下、東光鉄工)と、株式会社関ケ原製作所(本社所在地:岐阜県関ケ原町、代表取締役社長:矢橋英明、以下、関ケ原製作所)は、洋上風力発電設備の運用および維持管理において重要な役割を担う「ダビットクレーン」の国産化を目指し、共同で開発を行うことで合意いたしました。
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左から 東光鉄工 菅原社長 関ケ原製作所 矢橋社長
洋上風力発電事業における風車機の耐用年数は、約20年と想定されております。「ダビットクレーン」は海上から風車機への荷役作業に必要な設備として、供給開始からおよそ20年にわたる運用および維持管理(O&M)に重要な役割を担います。
東光鉄工は最大50tの門型クレーンの製造許可を有し、高い溶接技術での組立を得意としております。また、超大型鋼構造物の製作が可能な工場設備と立地優勢を活かし、国内初の商業用洋上風力発電所である秋田港・能代港においては、基礎部材であるトランジションピースとモノパイルの仮置き架台や輸送用架台を製作いたしました。
関ケ原製作所は1946年に設立し7つの事業を展開している産業機器メーカーであります。
1950年に船舶用クレーンの製造を開始し、以来70年以上に渡り、国内外で建造される船舶に搭載されるクレーンや、海洋産業向け機器の開発など、海上という特殊な環境下における機器製造のリーディング・カンパニーとしてその高い技術力を評価いただいております。
1950年に船舶用クレーンの製造を開始し、以来70年以上に渡り、国内外で建造される船舶に搭載されるクレーンや、海洋産業向け機器の開発など、海上という特殊な環境下における機器製造のリーディング・カンパニーとしてその高い技術力を評価いただいております。
東光鉄工と関ケ原製作所は、それぞれが得意とする製造技術、ノウハウ等の強みを活かし、日本の海洋に適した「ダビットクレーン」の開発に着手いたします。
我が国は2050 年にカーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギーの導入と洋上風力発電による主力電源化を進めております。
洋上風力発電において政府は、「洋上風力産業ビジョン(第1次)」で、年間100万kW程度の区域指定を10年継続し、2030年までに1,000万kW、2040年までに浮体式も含む3,000万kW~4,500万kWの案件を形成することを目標としました。
![](/files/libs/6458/202212080805213010.jpg?1670494908)
2030年までの導入エリアは東北、北陸、北海道で国内全体の6割強と予想されており、東光鉄工と関ケ原製作所は、導入エリアに近い秋田県で「ダビットクレーン」を生産することにより、安定的かつスピーディーな製品や部品の供給を目指してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
東光鉄工株式会社
担 当:中田(なかた)
T E L:0186-48-3234
e-mail :contact@toko-akita.co.jp
東光鉄工株式会社
担 当:中田(なかた)
T E L:0186-48-3234
e-mail :contact@toko-akita.co.jp